MOTO GUZZI LE MANS Single Seat ルマンのシングルシート

昨日のシングルシート のつづき。

手前が純正のタンデムシートで奥が今回抜いたシングルシート。

シングルシートも純正であったらしいのですが、極端に数が少なかったとか。

で、それを模したシートが欲しいいねと、funny's cusutom service 川口さんが作った (作り方伝授した) シートなんです。

スーパーレアらしく、ネットで画像検索してもなかなか出てこないみたいな。

これが有名な画像らしい。

このシートの極上品が、ebay で500万の値が付いたとか何とか・・・。

ホントか???

昨日、 『スポンジ抜けたよー♪』 と川口さんに連絡したら、 『イクイクー♪』 と翌朝速攻で来ましてレザーは青鹿とやって下さいねと。

その青鹿頭痛いみたいな。

レザー張れんのかコレ???

・・・。

なんでかって、この純正シートはレザーを被せているんじゃないんですね。

分かりますかね。

発泡体で表皮部分も一体です。

要は、これ全体がスポンジなんです。

レザーのシボやこの縫い目も実は模様って事。

糸なんか通っていません。

良く出来てますよね。

雌型にの時点でこういう形状になっているんでしょう。

良いのか悪いのか分かりませんが・・・。

レザーを被せると内折れ形状の部分は必ず浮きます。

だから、全く同じ様には再現出来ない。

そもそも作り方違うしね。

スポンジにレザーを糊付けしても恒久的には持ちませんし、その前に糊代が硬くなってしまうのでやりたくない。

なかなか面倒な案件です。

しかもこの形状。

何でこんな角張らせるかなーイタリア人は。

シングルシートにはこのリアフェンダーだったらしく、そのフェンダーも川口さんがリプロダクトしたんだとか。

厳密には海外製の酷いリプロを基に作り直したが正しい?

別にこのフェンダーにしなくともシングルシートは付くみたいだけど。

しかし、川口さんが乗ってきた奥さんのチョッパーがイカしてるー。

サベージだねー。

実は、そんな事よりこのリアブレーキケーブルがVMXの何かに使えそうだなーとかが気になりました。(笑)

バナナ形状のスイングアームだとリアブ (ドラム) レーキどう引くかって鬼門になるんですよ。

まー、分かる人にしか分からない話。

このシングルシートは更に分かる人少ないのかもしれませんね。