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血と汗と涙のシート製作記

2019.03.14

ローシートとスーパーローシートの違い。 R1200GS R1250GS

昨日 に引き続き、トリコロールの相方となるリアシートブルーのレザー張り替えも準備が整いましたよ。

 

ということで、

 

 

先ずは、 純正リアシート張り替え

 

 

何度も書いていますがラリーブルー(左)とはステッチの掛かる位置が天地逆なので間違えないように。

 

 

そして、 ADV純正リアシート張り替え

 

 

で、昨日ラリーホワイト4個並べて見てそういえばと、

 

 

右 : ローシート

左 : スーパーロー

両者はシート高にして10mm程度の差があります。

が、その10mmを作り出すのはホント大変(だったような?)。

ローシート作った時点で既にシートベースはフレームギリギリの追い込んだ設計にしたりとかなり頑張った作りだったからね。

 

 

ローシートの前側は、純正踏襲の左右2か所留めの所を、

 

 

スーパーローはその部分を埋めて真ん中一点留め。

埋めるとどうなるかと言うと、シートベース幅が抑えられるので、足下ろすとき内腿に当たる部分のスポンジを更にシャイプ(斜めに)出来るんです。

 

向き変っちゃったけど、

右 : スーパーロー

左 : ロー

シートベース外周のサイズはローで既にフレーム一杯一杯なのでこれ以上細く出来ない。

よって、ローもスーパーローも同じアウトラインです。

細かい部分でより足つきを良くなるよう工夫するしかなかったんですね。

 

 

ローは純正シート同様に2段階の高さ調整が出来るので、後ろ側ステー(爪)も2段階になっています。

 

 

スーパーローは前側の高さ調整キャンセルしているのでステーも専用品です。

 

 

 

 

ローシートはフレーム側の高さ調整出来る可変キャッチの逃げで凹んでいますが、

 

 

スーパーローはその部分が必要無いので埋めてあります。

細かく見ていくと、ローに比べゴムの足が低い物を使用しています。

スーパーローの方がゴム足低いということは、

⇒ シートベース低床化 ⇒ スポンジ厚アップ

ということです。

 

というか、ローから更に座面低くするにはこうするしか無かった的な。

 

 

また向き変っちゃったけど、(笑)

右 : ロー

左 : スーパーロー

スーパーローの方は、ステッチの落ちる位置が車体後方になっています。

足を下した際に内腿に掛かる物を極力無くすという配慮からです。

 

 

右 : ロー

左 : スーパーロー

 

撮る位置で微妙に見えるかもしれませんが、シート最下部にあたるシートベース幅は同じですが、スポンジのテーパー部はスーパーローの方が細くなっています。

更に細かい事を言うと、着座部の幅は逆にスーパーローの方が広いんです。

スパっと中間10mm抜いて達磨落としして繋ぎ目チリ合わせたってことではなく、ほぼ座面全面作り直してあります。

厳密に言うと、座面の傾斜も違いますから。

 

着座位置が低くなると、座り姿勢により近くなるので相対的にステップ荷重が抜けお尻依存が高くなります。

シートが低くなると、尻痛的に厳しくなるのはそれが大きいです。

スポンジ厚の問題だけでは無いんですね。

なるべくお尻の面圧を下げるべく座面幅は大きく取るぞという試み。

事実、それは効果が出ています。

私両方でロングランしてますから分かります。

 

スーパーローの唯一の欠点は高さ調整が出来ないってのと、高さ違いのスポンジへの変更(スポンジ交換)が出来ないってことでしょうかねぇ。

ロー、ミディアム、スタンダードはシートベースを共有しているので高さ違い変更(スポンジ張り替え)が出来るんです。

スーパーローは色々な部分が専用品なのね。

まー、ある意味工夫を凝らした至高の品?

 

え?

そこまでやって、ロー、ミディアム、スタンダードからお値段据え置き?

あら、お買い得ー♪♪

でしょー。

 

足つき重要という皆さん、そんな孤高の(実際は低い)スーパーローシートはいかがでしょう。

ご用命お待ち申し上げております。

どうぞよしなに。

 

 

 


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